How to Use Japanese Hospitals | Health Insurance, First Visit Procedures, How to Explain Symptoms [Guide for Foreigners]

外国人が日本の病院で受付をしているイメージ Medical and Health

著者:SPACELINK JAPAN(行政書士試験の学習者・行政書士未登録) 公開日:2026-06-26 更新日:2026-06-26 参考:厚生労働省「医療保険制度の概要」・各自治体の外国人向け医療案内 免責:本記事は一般的な情報提供を目的としています。診断・治療・健康に関するご判断は必ず医療機関にご相談ください。医療費・制度の詳細は変更される場合があります。


こんな悩みはありませんか?

  • 「保険証だけで病院に行ける?」
  • 「どの科に行けばいいかわからない」
  • 「日本語がうまく話せなくても受診できる?」

結論を先にお伝えします。 健康保険証があれば、医療費の原則3割の負担で病院を受診できます(在留カードは保険証の代わりにはなりません。健康保険に加入後、窓口では健康保険証を提示してください)。まずは「クリニック(診療所)」に行き、必要なら紹介状をもらって大病院へ、というのが日本の基本的な流れです。

⚠️ 本記事は一般的な情報提供です。具体的な症状・診断・治療については必ず医療機関の医師にご相談ください。


日本の医療のしくみ

3割負担とは

日本では、国民健康保険や職場の健康保険に加入していれば、日本の医療費の原則3割が自己負担(残り7割は保険でカバー)です。つまり1万円の医療費なら窓口で支払うのは約3,000円です(年齢や所得によって異なります・国民健康保険法第74条第1項による)。

クリニックと総合病院の違い

日本の医療機関は大きく2種類に分かれます。

比較項目クリニック・診療所総合病院
規模小〜中(ベッド数少ない)大(入院設備あり)
受診しやすさ予約なしで受診できることも多い紹介状があるとスムーズ
待ち時間比較的短い長くなりやすい
専門性かかりつけ(内科・小児科等)高度な専門治療・入院
費用安め紹介状なしの場合、追加料金あり
救急対応通常は対応していないER(救急)あり

まず「内科・クリニック」へ行くのが基本です。症状が重い場合や専門的な治療が必要な場合は、クリニックから「紹介状」をもらって総合病院へ行きましょう。


受診の流れ

ステップ1:クリニックを探す

  • Google マップで「内科 近く」「[症状名] クリニック」などで検索
  • または地域の外国語案内サービスや多言語対応医療機関一覧(自治体によっては公開している)を参照

ステップ2:受付

  • 保険証(健康保険証またはマイナンバーカード・※2024年以降切り替え中)を提示
  • 初診の場合、問診票(氏名・生年月日・症状・アレルギー等)を記入

ステップ3:診察

  • 症状をできるだけ具体的に伝える(後述のフレーズ参照)
  • 医師の指示に従い、検査・投薬・処置などを受ける

ステップ4:会計・処方箋

  • 診察後、受付で費用を支払う(クレジットカード使用不可の場合あり)
  • 薬が処方される場合は「処方箋」を受け取り、近くの調剤薬局で薬をもらう(病院の薬局ではないことが多い)

症状の伝え方フレーズ集

日本語で症状を伝えるのが難しい場合は、以下のフレーズを指差しで使いましょう。翻訳アプリ(Google翻訳・Papago等)も活用してください。

  • 「ここが痛いです」→ 痛い場所を指差しながら
  • 「熱があります」(ねつがあります)
  • 「頭が痛いです」(あたまがいたいです)
  • 「おなかが痛いです / 吐き気がします」
  • 「昨日から症状が続いています」(きのうからしょうじょうがつづいています)
  • 「薬アレルギーがあります」(くすりアレルギーがあります)

つまずきポイント

紹介状なしで大病院へ行くと追加料金

大病院(特定機能病院・地域医療支援病院など)を紹介状なしに受診すると、「選定療養費」として数千円〜1万円超の追加料金がかかる場合があります(保険外負担・初診時の特別料金は義務化対象病院において原則7,000円以上)。軽症はまずクリニックへ。

保険証がないとき

保険証を持っていない・まだ手続きが終わっていない場合は、いったん全額自己負担になります。後で「療養費支給申請」をすれば一部が払い戻される場合があります(詳しくは市区町村または保険組合へ)。

夜間・休日の受診

夜間や休日は多くのクリニックが閉まります。急を要する場合は「救急外来(ER)」のある病院へ。緊急でない症状なら、翌日または翌週の受診を検討しましょう。症状が深刻な場合は救急車(119番)を呼ぶことができます。


韓国人向けメモ

  • 韓国との違い:韓国の国民健康保険(국민건강보험)に比べ、日本の保険制度も「3割負担」のような概念は似ていますが、クリニックと総合病院の使い分けは日本の医療制度上の特徴です
  • 自己負担の感覚:韓国より日本のほうが窓口負担が若干高いと感じる場合があります(韓国の外来自己負担率は診療機関の種類によって異なる)
  • 외국어 통역 서비스(外国語通訳サービス):大都市の病院や自治体によっては、韓国語の医療通訳サービスを提供している場合があります。受診前に病院に確認してみましょう

よくある質問

Q. 保険証がなくても受診できますか? A. 受診自体は可能ですが、全額自己負担になります。できるだけ早く国民健康保険に加入することをお勧めします。

Q. 救急車は有料ですか? A. 日本の救急車による搬送(消防法に基づく業務)自体は無料です。ただし、一部の自治体(三重県松阪市など)では、紹介状なしで大病院に緊急搬送された「軽症患者」に対し、選定療養費と同等の自己負担(7,700円など)を課す運用が始まっています。無駄な要請を避け、本当に緊急の場合のみ使用しましょう。

Q. 歯科は別の病院ですか? A. はい。歯科は「歯科医院」または「歯科クリニック」という別の医療機関です。歯の痛みや治療は歯科へ。保険診療と自由診療(保険外)があり、保険診療のほうが費用が安いです。

Q. 処方箋の薬はコンビニで買えますか? A. 処方薬は調剤薬局のみで受け取れます。市販薬(風邪薬・痛み止め等)はコンビニやドラッグストアで購入できます。


まとめ

  • まずクリニック(内科等)に行く。重症なら紹介状をもらって大病院へ
  • 保険証(健康保険証)を持っていけば医療費の3割負担で受診できる
  • 日本語が難しい場合は翻訳アプリ+指差しフレーズを活用する

診断・治療・健康に関する判断は必ず医療機関にご相談ください。本記事は一般情報であり、医療的アドバイスを提供するものではありません。


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