著者:SPACELINK JAPAN(行政書士試験の学習者・行政書士未登録) 公開日:2026-06-26 更新日:2026-06-26 参考:各銀行公式サイト・金融庁「金融サービスの利用に関する参考資料」 免責:本記事は一般的な情報提供を目的としています。各銀行の条件は変更される場合があるため、必ず公式サイトまたは窓口でご確認ください。
こんな悩みはありませんか?
- 「在留カードだけで銀行口座は作れる?」
- 「来日して6か月未満だと断られると聞いたけど本当?」
- 「どの銀行が外国人にとって作りやすい?」
結論を先にお伝えします。 在留カード+住民票があれば、多くの銀行で口座開設が可能です。ただし銀行によって条件が異なり、来日直後は断られることもあります。この記事では必要書類・手続きの流れ・銀行別の比較をわかりやすくまとめました。
日本の銀行の種類をざっくり理解する
日本の銀行には大きく3種類あります。
| 種類 | 代表例 | 特徴 |
|---|---|---|
| ゆうちょ銀行 | ゆうちょ銀行 | 全国どこでも使える。外国人も比較的開設しやすい |
| メガバンク | みずほ・三菱UFJ・三井住友 | ATMが多く信頼性が高い。審査がやや厳しい場合あり |
| ネット銀行 | 楽天銀行・住信SBIネット銀行 | アプリで手続き完結。英語対応あり。来日直後は審査通らない場合も |
必要書類
銀行によって多少異なりますが、一般的に以下が必要です。
- 在留カード(必須。有効期限内のもの)
- パスポート(在留カードとセットで求められることが多い)
- 住民票(住民登録が完了していること・窓口で提示を求められることも)
- 電話番号(日本の携帯番号が必要な場合がほとんど)
- 印鑑(多くの銀行でサイン登録や印鑑レス口座が選択可能です)
※ 近年は「はんこ不要」とする銀行が増えていますが、銀行によって対応が異なります。窓口開設の場合は確認しておきましょう。
銀行の種類を比べる
外国人にとっての開設のしやすさを3種類で比較します。(各銀行の条件は時期・店舗・申請状況によって異なります。必ず各銀行の公式情報でご確認ください)
| 比較項目 | ゆうちょ銀行 | メガバンク(三菱UFJ等) | ネット銀行(楽天等) |
|---|---|---|---|
| 外国人の作りやすさ | ○ 比較的寛容 | △ 審査あり | △ 来日直後は不可な場合 |
| 来日6か月未満 | △ 断られる場合あり | △ 断られる場合あり | ✗ 難しい場合が多い |
| アプリ言語 | 日本語のみ | 一部英語 | 英語対応あり(楽天等) |
| ATM数 | 全国24,000台以上 | 全国に多数 | コンビニATM利用 |
| 手数料 | 同行間無料 | 条件付き無料 | 一定回数無料 |
| 海外送金 | ゆうちょ国際送金 | 国際電信送金 | 楽天は一部対応 |
口座開設の流れ
窓口で開設する場合
- 上記の書類を持って銀行窓口へ
- 口座開設申込書に記入(氏名・住所・電話番号 等)
- 担当者が書類確認・審査(当日または後日郵送で通知)
- キャッシュカード・通帳を受け取る(郵送が多い)
アプリ・オンラインで開設する場合(ネット銀行等)
- 銀行の公式アプリをダウンロード
- 在留カードのスキャン・顔写真の撮影
- 申込内容を送信→審査(数日以内)
- カードを受け取り・アプリでアクティベート
つまずきポイント
来日6か月未満
来日直後(6か月未満)は「在留実績が短い」として断られる場合があります(明確なルールではなく、銀行の判断による)。ゆうちょ銀行か外国語対応の銀行・外国人向けサービスを探すのが現実的です。
電話番号の問題
多くの銀行で「日本の携帯電話番号」が必要です。プリペイドSIMや格安SIMの番号でも対応できる場合がありますが、銀行によって異なります。まず携帯契約→その後銀行口座開設という順番が安全です。
はんこ(印鑑)
「はんこがないと作れない」と思われがちですが、多くの銀行でサインで代用できるようになっています。ただし窓口によって対応が違うため、事前に確認しましょう。
韓国人向けメモ
- 韓国の口座との使い分け:日本で生活費の管理は日本の口座、韓国への送金は「ゆうちょ国際送金」「Wise(ワイズ)」「韓国系銀行(新韓・KEB ハナ等の日本支店)」が便利です
- Wise(ワイズ)について:銀行口座を作ってから連携すると、日韓間の送金手数料を大幅に下げられます(※Wise自体は銀行ではなくフィンテックサービスです。詳細は公式でご確認ください)
- URIMONEY(우리머니)等のアプリ:韓国系のアプリでも日本で使えるものがあります。最新の対応状況は各公式で確認してください
よくある質問
Q. パスポートだけで口座開設できますか? A. 在留カードの取得が義務付けられている在留資格をお持ちの場合、在留カードが必要です。短期滞在の場合はパスポートのみで対応する銀行もありますが、長期滞在前提での口座開設は在留カードが基本です。
Q. 日本語がわからなくても大丈夫ですか? A. 外国語対応がある銀行・店舗を選ぶか、翻訳アプリを活用しましょう。一部のゆうちょ銀行店舗や大都市のメガバンク支店では英語・中国語・韓国語の対応スタッフがいる場合もあります(※店舗によって異なります)。
Q. 口座は複数作れますか? A. 日本では複数の銀行に口座を持つこと自体に制限はありません。ただし「不正取得」を防ぐため、正当な理由のない複数口座の同時開設申請はスムーズにいかない場合があります。
Q. 銀行口座がないと何が困りますか? A. 給与振込・家賃の引き落とし・公共料金の支払い・携帯料金の支払いなど、日本生活のほぼすべての場面で銀行口座が必要になります。来日後できるだけ早く開設することをお勧めします。
まとめ
- 在留カード+住民票+電話番号が揃えば多くの銀行で開設できる
- 来日直後(6か月未満)は断られることもある。ゆうちょ銀行か外国語対応銀行が比較的取り組みやすい
- まず携帯→次に銀行口座の順番で手続きを進めるとスムーズ
各銀行の最新条件・必要書類は必ず各銀行の公式サイトまたは窓口でご確認ください。


